厚生労働省から(ラベルでアクション|事業場における化学物質管理の促進)

2016年6月に施行されました改正労働安全衛生法。その中で各企業様の研究分野、開発、CMC、製造の分野において、利用されている化学物質の取扱について新しい義務付けが発出されています。この内容にもリスクマネジメントに考え方が入ってるようです。

弊社も試薬管理システムなどのお仕事をさせて頂いていますが、化学物質の取扱は安全性はもとより、色々な法律がからみ合って、その管理は難しく、手間もかかるので、現場作業での課題でもあります。弊社ではこの課題については、IoTを利用して解決できないかを、研究中です。

■原文

1 趣旨
平成28年6月に施行された改正労働安全衛生法により、人に対する一定の危険性又は有害性が明らかになっている化学物質について、

1) 譲渡又は提供する際のラベル表示
2) 譲渡又は提供する際の安全データシート(SDS)の交付
3) 事業場で取扱う際のリスクアセスメントの実施

の3つの対策が義務付けとなりました。

事業者と労働者が、取り扱う化学物質の危険性や有害性を認識し、事業者はリスクに基づく必要な措置を検討・実施し、労働者は危険有害性を理解してリスクに応じた対策を実行することが大切です。
このため、「ラベルでアクション」をキャッチフレーズとして、化学物質のもつ危険有害性を把握し行動を起こすよう、すべての関係者に対し促していきます。

 

厚生労働省サイトはこちら。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000135046.html