2025年までにコンビニで全商品ICタグ導入へ

セブンイレブン、ファミマ、ローソン、ミニストップ、ニューデイズなど大手コンビニエンスストア5社は2025年までに全店舗でセルフレジを導入し、その実現のために全商品にICタグを導入することを決めたそうです。

経済産業省と共同で検討されている「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」に全商品にICタグを貼り付けると明言するそうです。深刻化する人手不足の解消を狙う為が最も大きな要因ですが、流通業界のトレーサビリティの実現などにも大きく関わると思います。

ご存知の通り、コンビニには一般用医薬品(OTC)なども置かれておりますので、製薬業界にも波及効果ありそうです。2018年には特定地域での実験も始まるということで、製薬企業では2017年に発表されるであろう日本版医薬品の適正流通基準(GDP)Good Distribution Practiceをもにらみ、最近発生した偽造薬品などの対応などと共に、対応が必要になってきます。

これまではあまり話題にならなかった物流という側面ですが、これからクローズアップされる場合が多くなりそうです。

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