そこで、弊社ではAWSを利用して、CSVに対応したシステム運用の自動化に取り組んでいます。

医薬品・医薬部外品製造販売業者等におけるコンピュータ化システム 適正管理ガイドラインでは、「運用管理業務」が第6項にあります。

6.1 運用管理に関する文書の作成
6.2 コンピュータ化システムの操作の手順に関する文書の作成
6.3 保守点検事項の実施
6.4 セキュリティ管理の実施
6.5 バックアップ及びリストア
6.6 変更の管理
6.7 逸脱(システムトラブル)の管理
6.8 教育訓練

これらに対応しながら、クラウドに利点を活かした出来る限りの自動化をお客様のニーズに合わせて検討、推進しております。

システム運用監視

24時間365日、お客様のサーバー、業務システムをフルタイムで運用監視いたします。AWS及び業務システムのにおけるトラブル発生時には迅速にお客様にご連絡いたします。

日常点検

サーバ稼働状況及び通信状態 正常に稼働していること
サーバインフラ稼働状況 正常に稼働していること
CPU使用率 しきい値以上が規程時間以上継続しないこと
ディスク容量使用率 しきい値以上であること
OSログイン履歴 不正使用の有無を確認
レスポンスタイム 業務に影響のないレスポンスを返していること
データベース監査ログ 不正使用の有無を確認
バッチの処理結果 バッチが正常に完了していること
システムエラー バッチのエラーログがないこと

バックアップ・リストア

サーバーを丸ごとバックアップします。ご希望のタイミング(毎日、1日数回等)で取得して複数世代を保存、必要なくなった世代を削除します。オプションで、BCP対応としてバックアップファイルを遠隔地に補完することも出来ます。

運用報告書(月次)

運用報告書を毎月、お届けします。

 

通常、AWSは課金は従量課金制で、しかもアメリカドルでのクレジットカード払いです。さらには、AWSの請求書はサービス(EC2やRDS)毎の費用はわかりますが、サーバー毎の費用はわかりにくい。各システム(サーバー群)毎に予算を消化されているお客様には管理しづらい請求体系になっています。通常、日本のお客様ではこのような管理、もしくは支払形態が難しいと思います。当社の「定額請求サービス」を御利用いただければ、お客様は月額定額料金を当社にお支払いただくだけの支払い代行をいたします。毎月、お客様に日本円の請求書を送りいたしますので、お支払にかかる面倒な作業を軽減いたします。

事例
医療機器メーカー様のEDI受注出荷システム、実消化システム、営業支援システムを、オンプレミス環境からAWSへ移行しました。オンプレミス環境は、物理サーバーであったために、P2V(Physical to Virtua)で作業を実施しました。

事前作業
・WEBサーバーにEC2+EBS、データベースサーバーにRDS、バックアップ先にS3、VPCを準備。

・プログラムは事前にオンプレミス環境から取得して、AWS環境にインストール。データベースのテーブルなど環境も事前に準備。
・稼働確認テストを実施。
・Postgresから直接CSVファイル出力など、スーパーユーザー出ないとできないような処理がRDSでは対応できなかったので、改修を実施。

本番
・JD-NET、NHI-NETからデータ取得処理などすべての業務停止、その後移行作業を開始。

・マスター、トランザクションデータのバックアップをオンプレミス環境で取得。
・RDSにテーブル毎にインポート。
・運用保守処理として、サーバーの開始停止処理、バックアップ処理にLambdaを実装