JUST.DB パネルを誤って削除してしまった!?

本日はとんでもない誤操作をしてしまったお話をします。

掲題の通り、あろうことかお客様のJUST.SFA環境で設定されていたパネルを誤って削除してしまったのです。

これをやってしまうと、パネル情報を退避(エクスポート)していない限り完全復旧は出来ません。

全ては、誤操作してしまった私が悪いのですが、今後も不注意で起きないとは言い切れませんので、共有させていただき、皆様も同じ過ちされないようにと思います。

(私だけかもしませんが。)

【何故起きたか】

そもそも、この操作をした起因としては、お客様の環境を修正するにあたり、一旦現時点のパネルを退避(エクスポート)しておこうとしたのがきっかけとなります。

パネルのエクスポートをしようとデータ管理画面の「パネル管理」でパネルをエクスポートしようと、該当のパネルを選択して右上にある「エクスポート」ボタンを押そうとしたつもりが、その下にある「-」ボタンを誤ってクリックしてしまったのです。

また、その際に警告メッセージが表示されるのですが、それもOKで押してしまうという自分でも信じられない操作をしてしまいました。

今思えば、この際、早く操作を済まそうと思い、お客様の環境を操作しているという意識が薄く慎重さが欠けていたと思われます。また、JUST.SFAの操作に丁度慣れてきた時期もあったのかと思われます。

【復旧作業】
冒頭に記述した通り、パネルの完全復旧は退避していない限りできません。
ご相談したJUST.SFAのご担当者様が、データテーブルは削除されていなかったため、取り急ぎパネルを作成いただき、あとは、私のほうで、パネルを作成した際の元資料を見ながら項目を並び替え等を実施致しました。。

【今後の作業においての注意点】

今後、このようなことが起こらないようにエクスポートの操作は、下記で実施致します。

「パネル管理」でのエクスポートは禁止し「業務プレート管理」で修正対象のパネルが含まれるプレートをエクスポートする。

尚、こちらも同様な操作で削除することは起こりえますが、プレートの再作成をしパネルを再配置すれいいので、まだ被害は最小限に抑えられると思われます。

また、合わせて定期的に環境はデータテーブルを含めて退避しておくべきだと痛感しました。
弊社では、早速、ユーザー様のパネル定義&データテーブル定義等の情報のバックアップを実施しました。データテーブルの中身もお客様と連携して、お客様に退避をいただくように促すべきだと思われます。

定期的に下記は実施しておきましょう。

・定義情報のダウンロード
・業務プレートのエクスポート

【最後に】

将来、いつか起こりえる操作だったとして、今回は、本番運用されていないお客様の環境だったのですが、本番運用中にこれをしてまった場合、運用をストップするという事態になっていたかと思うと。。

JUST.SFAですが、すぐに設定の変更・反映できて、共有できるという素晴らしいツールですが、お客様の環境を操作するので慎重さを常に心がけていかなければなりません。

改めて気持ちを入れ替え、皆様の業務にお役立ていただけるよう構築していきたいと思います。