維持運用保守
-必要なことに集中できる時間がやってきます-
ユーザーサポート専門スタッフが作業をお手伝いし、巻取り、本来の業務に集中いただけるようにいたします。
・いろいろな企業でのオンサイト勤務経験
・知識だけではなく業界を体感
・単なる窓口ではなく、IT技術を持ち備えている
・英語でのコミュニケーションも可能
■支援業務内容
業務ソフト(システムの運用・問い合わせなど)からハードウェア(PCセットアップなど)、マニュアル作成、トレーニング実施、データベース調査など多岐に渡ります。本来の業務外のIT業務に関わる「あったらいいな」がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
■サポート対応実績
業務システム:経理システム、R&Dシステム、資材調達購買システム、薬事関連システム、市販後調査関連システム、営業支援システム、SharePoint、ActiveDirectory(アクセス権管理)、テータベース各種作業
1.製薬会社向け システム維持運用保守 - BPO for Pharma -
医薬、製薬卸をビジネスパートナーとして仕事を進めていくためには、EDI、受注出荷、実消化のシステムとデータ両方の利活用が必要です。システムは利活用して、使い倒して、初めてその利用価値が生まれてきます。しかし、運用に手間やコストが掛かってはなんにもなりません。お客様には運用の煩わしさが全く無く、そしてシステムはフル稼働で利用できるそんな理想的な環境をご提供します。
■マスター登録サービス
医薬|製薬卸組織や施設などのマスターメンテナンス作業は思った以上に時間を要するものです。弊社ではお客様からご依頼を受けてマスターの整備作業をお引き受けしています。ご依頼のマスターの即日メンテナンスや期末などに実施される棚卸などのお客様のご要望に、弊社常駐専門スタッフが迅速にお答えする体制を整えております。
■エラーデータ修正、データクレンジングサービス
EDIデータにはエラーがつきものです。データ自体の間違え、マスター未整備などなどありとあらゆることが考えられます。実際のデータを確認しながら、お客様や送信先に内容を確認しながら、高い品質のデータの修正をおこないます。医薬|製薬卸様にも弊社から直接御連絡して対応します。
■伝票データの登録サービス
EDI受注が全盛とは言え、まだまだ緊急出荷依頼などのFAXでの受注も残っています。いつもあるわけではない作業ですから、人員を配置するのも難しい。そんなお客様には伝票登録作業をお引き受けします。伝票枚数に従っての費用になりますので、非常にリーズナブルで効果的です。
■コンサルティング
卸との業務連携や送受信するデータ内容のすり合わせは、卸それぞれの慣習と事情とシステムが異なるので、その交渉は難しいもの。弊社では、製薬業界で何十年も実務を経験した営業業務専門のコンサルタントが、日本での製薬事業の開始や販売データ、実消化データの活用をコンサルティングいたします。
■卸組織の変更や施設の統合などの洗替サービス
医薬|製薬卸会社合併、組織|支店、営業所、デポの変更や施設統廃合など、前年同月比較する為に、過去の実消化データの付与されているマスター情報を洗替える必要があります。自動化されている場合もありますが、なかなか全てはうまくいかないもの。このような作業に対してもツールによる洗替処理と機械的には出来ない複雑な変更には手作業での作業をいたします。
■参考情報 実消化エラーデータ
卸からEDI(JD-NET、NHI-NET)で取得した実消化データを、MRの方々が医療機関への活動を行う際に利用するわけですが、卸から頂いたデータはすべて卸会社独自のコードになっています。そのために自社で利用するためには、自社コードに変換しなければなりません。しかし、管轄企業が異なるシステムですから、すべてうまく変換がおこなわれるわけではありません。このエラーの修正作業がかなりの作業工数を要します。
一般的に取得データ(明細)の1%〜5%前後はエラーになる可能性があります。もし、1日10,000件の実消化データを毎日取得しているとすれば、100件は毎日エラー修正をすることになります。1件5分と考えても500分、約8時間、1人日を要することになり、結果的に1ヶ月ではその作業に1名の要員を割かねばならないことになります。薬の適正使用に関する連絡や、市販直後調査などに利用されますので実消化データは即時性を求められます。エラーを放置していると、どの施設に納入されたものかがわからないので、業務に支障をきたしてします。
2.GMPシステムの運用自動化
サービス概要|何が実現できるのか?
医薬品・医薬部外品製造販売業者等におけるコンピュータ化システム 適正管理ガイドラインでは、「運用管理業務」が第6項にあります。
6.1 運用管理に関する文書の作成
6.2 コンピュータ化システムの操作の手順に関する文書の作成
6.3 保守点検事項の実施
6.4 セキュリティ管理の実施
6.5 バックアップ及びリストア
6.6 変更の管理
6.7 逸脱(システムトラブル)の管理
6.8 教育訓練
これらに対応しながら、クラウドに利点を活かした出来る限りの自動化をお客様のニーズに合わせて検討、推進しております。
■システム運用監視
24時間365日、お客様のサーバー、業務システムをフルタイムで運用監視いたします。AWS及び業務システムのにおけるトラブル発生時には迅速にお客様にご連絡いたします。
■日常点検
サーバ稼働状況及び通信状態 | 正常に稼働していること |
サーバインフラ稼働状況 | 正常に稼働していること |
CPU使用率 | しきい値以上が規程時間以上継続しないこと |
ディスク容量使用率 | しきい値以上であること |
OSログイン履歴 | 不正使用の有無を確認 |
レスポンスタイム | 業務に影響のないレスポンスを返していること |
データベース監査ログ | 不正使用の有無を確認 |
バッチの処理結果 | バッチが正常に完了していること |
システムエラー | バッチのエラーログがないこと |
■バックアップ・リストア
サーバーを丸ごとバックアップします。ご希望のタイミング(毎日、1日数回等)で取得して複数世代を保存、必要なくなった世代を削除します。オプションで、BCP対応としてバックアップファイルを遠隔地に補完することも出来ます。
■アラーム通知メールサンプル
WEBサーバーのレスポンスタイム測定結果メール
From: AWS Notifications <no-reply@sns.amazonaws.com> You are receiving this email because your Amazon CloudWatch Alarm "Tomcatレスポンスタイム" in the Asia Pacific (Tokyo) region has entered the ALARM state, because "Threshold Crossed: 1 datapoint [1.0 (25/04/18 07:37:00)] was greater than or equal to the threshold (1.0)." at "Wednesday 25 April, 2018 07:38:43 UTC". View this alarm in the AWS Management Console: Alarm Details: Threshold: Monitored Metric: State Change Actions: -- Please do not reply directly to this email. If you have any questions or comments regarding this email, please contact us at https://aws.amazon.com/support
Date: 2018-04-25 16:38 GMT+09:00
Subject: ALARM: "Tomcat_" in Asia Pacific (Tokyo)
To: info@fsz.co.jp
https://console.aws.amazon.com/cloudwatch/home?region=ap-northeast-1#s=Alarms&alarm=Tomcat!!
- Name: Tomcatレスポンスタイム
- Description: Tomcatでレスポンスタイムが5分(300000ミリ秒)以上になった時アラーム
- State Change: OK -> ALARM
- Reason for State Change: Threshold Crossed: 1 datapoint [1.0 (25/04/18 07:37:00)] was greater than or equal to the threshold (1.0).
- Timestamp: Wednesday 25 April, 2018 07:38:43 UTC
- AWS Account: 123456788901
- The alarm is in the ALARM state when the metric is GreaterThanOrEqualToThreshold 1.0 for 60 seconds.
- MetricNamespace: LogMetrics
- MetricName: Tomcat-ResponseTime
- Dimensions:
- Period: 60 seconds
- Statistic: Maximum
- Unit: not specified
- TreatMissingData: NonBreaching
- OK:
- ALARM: [arn:aws:sns:ap-northeast-1:123456788901:DailyMonitoring_MailList] [arn:aws:sns:ap-northeast-1:123456788901:Infranotice_MailList]
- INSUFFICIENT_DATA:
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■運用報告書(月次)
運用報告書を毎月、お届けします。
3.生産管理システム・MESの運用サポート
■サーバの日常点検(健全性確認)
サーバのCPU使用率、メモリ使用率のログを取得し、前日の記録のなかでそれぞれ100%になっていないことを確認しています
■マスタの整備
新規製造品のSOP作成
既存製造品のSOPの追加・削除
■設備 *1 不備が起因による問い合わせ
生産現場に入り、実機の設定状況などを確認し、原因が特定できない場合は、メーカーへ問い合わせを行います。問い合わせは、PDAのみ導入当初からの担当者がいるため、その方へ問い合わせし、それ以外のメーカーへはホームページからの問い合わせを行っています。
*1 タブレットPC、PDA、バーコードリーダーなど
4.AWSへの環境移行
■事例
医療機器メーカー様のEDI受注出荷システム、実消化システム、営業支援システムを、オンプレミス環境からAWSへ移行しました。オンプレミス環境は、物理サーバーであったために、P2V(Physical to Virtua)で作業を実施しました。
■事前作業
・WEBサーバーにEC2+EBS、データベースサーバーにRDS、バックアップ先にS3、VPCを準備。
・プログラムは事前にオンプレミス環境から取得して、AWS環境にインストール。データベースのテーブルなど環境も事前に準備。
・稼働確認テストを実施。
・Postgresから直接CSVファイル出力など、スーパーユーザー出ないとできないような処理がRDSでは対応できなかったので、改修を実施。
■本番
・JD-NET、NHIからデータ取得処理などすべての業務停止、その後移行作業を開始。
・マスター、トランザクションデータのバックアップをオンプレミス環境で取得。
・RDSにテーブル毎にインポート。
・運用保守処理として、サーバーの開始停止処理、バックアップ処理にLambdaを実装
■AWSのお支払代行サービス
通常、AWSは課金は従量課金制で、しかもアメリカドルでのクレジットカード払いです。さらには、AWSの請求書はサービス(EC2やRDS)毎の費用はわかりますが、サーバー毎の費用はわかりにくい。各システム(サーバー群)毎に予算を消化されているお客様には管理しづらい請求体系になっています。通常、日本のお客様ではこのような管理、もしくは支払形態が難しいと思います。当社の「定額請求サービス」を御利用いただければ、お客様は月額定額料金を当社にお支払いただくだけの支払い代行をいたします。毎月、お客様に日本円の請求書を送りいたしますので、お支払にかかる面倒な作業を軽減いたします。
5.一般的なIT業務支援もお引き受けします
■問合せ対応
・パソコン操作関連
・APソフト一次エスカレーション対応
・Microsoft Office操作関連
・TV会議システム関連
・各種申請関連
■業務支援
・APソフト二次エスカレーション前調査対応
・TV会議会議サポート
・各種申請関連代行業務
・SharePointサイト作成(標準機能)
・サーバー管理関連
・アンチウイルス関連
・ユーザートレーニング
・UAT支援
■調査対応
・ネットワーク障害対応
・サーバー障害対応
・アクセス権設定調査
・セキュリティグループ調査
・パソコンスペック、OS等調査
■文書関連
・マニュアル作成
・調査結果資料作成