JUST.DB コマンドラインツール ①-導入編

JUST.DBにはコマンドラインツール(CLI)が提供されており、コマンドプロンプトからコマンドを入力してデータのアップロード・ダウンロードが可能です。
CLIを使用して以下のようなことが実装可能となります。
・プログラムからCLIを呼出にてJUST.DBと連携
・バッチファイルを用意して機械的なデータダウンロード・アップロード

今回、CLIの紹介は3つの章でご紹介します。
①導入
②ダウンロード
③アップロード

本章では、導入手順から説明いたします。

①Java8の導入
 本ツールを使用するためには、Java 8(JRE)が必要となります。
 以下よりダウンロード可能となります。

https://adoptium.net/temurin/releases/?os=windows&package=jre&version=8

ダウンロード後、任意のフォルダに格納します

ダウンロードしたzipファイルを解凍します

「jdk8u432-b06-jre」を「jre」という名前に変更します

次に以下のフォルダを手動で作成を行い、さきほどのjreフォルダを移動させます。

作成フォルダ:C:\Program Files\jsfa

Java8の導入は以上です。

②環境変数の設定

コントロールパネルか検索より環境変数の編集画面に遷移します

新規ボタンを押下して、以下の変数名・変数値を入力してOKする。

変数名:「JSFA_JAVA_HOME」
変数値:「C:\Program Files\jsfa\jre」

今度はPathを編集します。

新規から以下を追加してOKする。

追加:「%JSFA_JAVA_HOME%\bin」

コマンドプロンプトを呼び出して、問題ないかを確認します。

使用コマンド:「java -version」

上記の画面であれば設定完了となります。

②コマンドラインツール

JUST.DBから運用画面に遷移して、右上の名前表示をクリックします。
コマンドラインツールからWindows版をダウンロードします。

ファイル:jsfa-command-tools.zip

任意のフォルダにjsfa-command-tools.zipを解凍をします。(※1)

以下のフォルダにjsfaというフォルダを作成して、「conf」の中に入っている「http.client.properties」を格納します。

遷移フォルダ:%USERPROFILE%\AppData\Local\

作成フォルダ:%USERPROFILE%\AppData\Local\jsfa

JUST.DBより提供されているiniファイルを配置します。(JUST.DBのヘルプから取得可能です)

JUST.DBヘルプ->コマンドラインツール利用ヘルプ->導入手順->設定(ini)ファイルをダウンロード

jsfa-command-tools-ini.zipを解凍し、jsfa-command-toolsを解凍したフォルダ(※1のフォルダ)へ上書き保存を行います。

フォルダの中身が以下のようになれば、完了です!

これにてCLIを使用する準備は出来ました!

次章にてCLIを使用したダウンロードをご紹介いたしますので、また見て頂ければ幸いです。