JUST.DB 帳票レイアウトの書式設定

今回は、帳票レイアウトの書式設定が、帳票出力の際にどう影響するのかをお話します。
結論から言いますと、キーワードを入力したセルの書式を設定しておくと、帳票出力の際に書式にのっとった値を出力してくれます。

今回はこんなテーブルを用意してみました。

名前の通り、文字列フィールドの項目「文字列」と、数値フィールドの項目「数値」と、日付時刻フィールドの項目「日時」、そして採番フィールドの項目「No.」の4つの項目で構成されているデータテーブルを今回は帳票出力します。
ちなみに、数値はフィールドの設定で桁区切りを有効にしています。

帳票レイアウトはこちらです。

項目名の背景色が黄色の列は、書式設定を変更せず標準のままにしています。
対して、項目名の背景色が黄緑色の項目は、書式設定を変更しています。
D列の「数値(+-)」は書式をユーザー定義に変更し、少数点以下は第2位まで出力し、正の値の場合は+、負の値の場合は-を左端に表示するよう設定しました。
E列の「数値(\)」は書式を通貨に設定しました。
G列の「日付」は書式を日付に変更し、YYYY年MM月の形式で表示するよう設定しました。
H列の「時間」は書式を時刻に変更し、HH:MIの形式で表示するよう設定しました。

出力結果は以下の通りです。

書式設定をした列は、書式設定の通りに出力されていることが確認できました。
4列目の数値の値を見ると、データテーブルでは桁区切りが入っていたにもかかわらず、帳票に出力された値には桁区切りが入っていないことが分かります。
帳票で桁区切りありの値を表示したい場合は、数値(\)の様に帳票レイアウトの書式設定を変更しなければならない様です。