「医療情報システム向けAWS利用リファレンス(厚生労働省版)」を公開

弊社は、キヤノンITソリューションズ株式会社、DXCテクノロジー・ジャパン株式会社、日本電気株式会社、株式会社日立システムズの4社共同で、医療機関等におけるクラウドの活用を促進することを目的に、「医療情報システム向けAWS利用リファレンス」(以下「リファレンス」)の作成を推進しています。

近年、AWSをはじめとするクラウドサービスが医療機関の課題を解決する手段として活用されはじめています。しかし、クラウド活用の前提としてクラウド事業者が開示しているシステム仕様が厚生労働省や経済産業省、総務省が発行する医療情報システムに関するガイドライン(以下、3省3ガイドライン)の要求事項に対応できているかを調査、解釈、判断しなければならないという難しい課題がありました。

AWSのパートナーである当社およびキヤノンITソリューションズ株式会社、DXCテクノロジー・ジャパン株式会社、日本電気株式会社、株式会社日立システムズの5社は医療機関等におけるクラウドの活用を促進することを目的に、AWSが3省3ガイドラインの各要求事項に対して、どのように適合するかを共同で調査、検討してきました。

その最終成果として、「経産省版リファレンス」・「総務省版リファレンス」に引き続き、2017年5月に厚生労働省から発行された「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(第5版)」に対応した、「医療情報システム向けAWS利用リファレンス(厚生労働省版)」を公開しました。リファレンスは以下URLからどなたでも無償でダウンロード可能です。

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当社では引き続き医療情報システムにおけるAWS環境の活用促進などを通じ医療機関等におけるクラウド活用支援やシステムコストの最適化、運用管理の効率化を支援する各種のITサービスを広く提供していく予定です。