JUST.DB myBridgeとの連結|API

こんにちは

弊社では名刺管理サービスの myBridge を利用しています。せっかくですので名刺から取得した情報(会社名、お名前、住所、電話番号、Eメールなど)を JUST.SFA に簡単に登録するようにします。

■myBridge から JUST.SFA へ登録

myBridge は LINE の Messaging API で連携可能です。(こちらのサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございます)
iPhone の myBridge アプリから LINEで名刺をシェアします。シェアする先は bot になります。bot は受け取ったメッセージを WebHook で Webアプリに転送します。Webアプリは名刺情報を受け取り、JSUT.SFA の WebAPI を使って登録します。登録結果は 逆の順をたどって LINEに返信されます。 

概要は以下の図になります。

■用意したもの

・LINE公式アカウント
 myBridge から LINE経由で名刺情報を受け取り、WebHook で Webアプリに送信する bot を作成しました。

・Webアプリ
 LINE bot から受け取った名刺情報を WebAPI で JUST.SFA に送信し、APIの処理結果を受け取って LINE の Messaging API で結果を LINE bot に返します。

・JUST.SFA 名刺情報の統合
 名刺は個人の情報ですので、JUST.SFAでは一旦取引先担当者マスタとして登録しています。担当者マスタから取引先会社マスタにデータを作成するために、既存の取引先と統合する場合は、ルックアップ項目で取引先を登録します。新規で会社を作成する場合は、パネルに設置したアクションボタンから新規取引先会社を登録可能にしています。

 

■登録のイメージ

1) LINE アプリで公式アカウントを友だち登録
  公式アカウントの QRコードを使って利用者には友だち登録をしてもらいます。

2) myBridge アプリで公式アカウントに名刺をシェア
  myBrdge で名刺をスキャンしたあと、名刺詳細を開いて名刺をシェアでLINEを選択します。       

LINEアプリが開きます。転送先に友だち登録しておいた公式アカウントを指定します。

myBridgeの名刺情報が LINEのメッセージで公式アカウントのbotに送信されます。
bot は WebアプリにWebHOOKでデータを送信します。Webアプリは JUST.SFA に名刺情報を登録してメッセージを返します。
最後に bot から「名刺情報をJUST.SFAに取込ました」のメッセージが LINEに返されます。

3) JUST.SFA で 取引先マスタに統合します。
 登録された名刺情報をパネルで選択して、アクションボタンから新規取引先会社として登録することができます。

 

取引先会社様やパートナー会社様の情報登録が名刺を元に手軽に自動化できるので便利です。Webアプリを双方のAPI連携に利用していますが、Zapier で置き換えることもできると思います。ただし、myBridge の住所は1行で渡されるので、JUST.SFA の住所項目に合わせて 都道府県、市区町村、丁目番地、建物名 に分割する必要があるのでどこかで処理を挿入する必要があります。弊社では Webアプリで分割や文字コードの変換などすべてを実施して解決するようにいたしました。もっとシンプルにできないものかと思っています。