Smartsheet基礎操作編⑦:ビュー(表示形式)の使い分けと活用法
「見せ方」を変えるだけで、作業効率が大きく変わる!
Smartsheetは、ただの表計算ツールではありません。
同じシートのデータでも、目的に応じて「ビュー(表示形式)」を切り替えることで、見やすさ・使いやすさが大きく変わります。
今回は、Smartsheetの4つのビュー機能とその使い分けについてご紹介します。
ビュー(表示形式)とは?
そもそも、ビューとは一体なんなのか?というところですが、
Smartsheetにおけるビューとは、シートの見た目や操作方法を変える機能です。
画面左上の「グリッドビュー」や「ガントビュー」などのアイコンから簡単に切り替えることができます。

主な4つのビューと特徴
- グリッドビュー
・Excelのような行と列の表型式で表示
・入力・編集・絞り込みなどの基本操作に最適
・初期設定ではこのビューが選択される - ガントビュー
・日付列(開始日と終了日)を使ってスケジュールをタスクバーで可視化
・タスクの期間、依存関係(前後関係)を視覚的に管理
・プロジェクト進行管理や工程表におすすめ - カレンダービュー
・日付列の情報をカレンダー形式で表示
・担当者の予定や締め切り、イベント管理に便利
・月単位・週単位での把握がしやすい - カードビュー
・ドロップダウン列の値をラベルにしてカード型式で表示
・タスクの「ToDo」「進行中」「完了」などを移動して視覚的に管理
・チームの進捗共有やタスク整理に最適
活用のコツ
- ビューの切り替えはいつでも可能です。データはすべて同じシート上で共有されているので安心してご利用いただけます
- ガント・カレンダー表示には「日付列」が2列必要です(開始日と終了日)
- カードビューには「ドロップダウン型の列」が1列以上必要です(例:「ステータス」列など)
まとめ
ビュー機能を使いこなせば、見る人に応じた分かりやすい情報提示が可能になります。
個人の作業にも、チームでの進捗共有にも役立つ便利な機能ですので、ぜひ試してみてください。
次回は、「フィルターと並べ替え」の使い方と業務効率化のポイントをご紹介します!