医薬品卸・医薬品物流・医薬品倉庫業界とは
目的
厚生労働省の薬機法のGDP(適正流通)の品質システムの構築・運用
医薬品の品質管理については、製造過程での品質管理はGMPとして運用されてきましたが、時代の流れから流通過程も管理して、その品質の完全性を維持することが求められるようになりました。
- 製品品質の確保(温度・湿度・光・振動)
- 流通過程の適正管理
- 偽薬医薬品対策
スコープ
製造販売会社の「出荷判定」まではGMPで品質保証されていますので、それ以降の物流、倉庫保管時に関わる全ての業者(原薬会社、製薬製造販売会社、倉庫業者(3PL)、運送業者、医薬品卸)などが対象となります。
参考規則、文献、団体
規則
- GDPガイドライン?(2017年6月予定)(厚生労働省)
- PIC/S 医薬品の物流に関する基準(GDP)ガイド (PIC/S) GUIDE TO GOOD DISTRIBUTION PRACTICE FOR MEDICINAL PRODUCTS
PIC/S 医薬品の物流に関する基準(GDP)ガイド 翻訳(滋賀県薬業協会) - PIC/S GMP/GDP DIガイダンス(ドラフト)2016年8月10日GOOD PRACTICES FOR DATA MANAGEMENT AND INTEGRITY IN REGULATED GMP/GDP ENVIRONMENTS
文献
- グローバル化に対応したGDPの導入・対応事例について(中外製薬)
- 医薬品品質システムへの武田薬品の取り組み(武田薬品)
- PIC/S GDPガイドラインアンケート調査結果について(日本製薬団体連合会)
団体