シンガポールでのNDMAの混入、回収に関して、声明を発出

FDA CDER局長;Janet Woodcock, M.D.は、経口糖尿病治療薬メトホルミンにNDMAの混入に関して声明を12月5日に発出。

https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/statement-janet-woodcock-md-director-fdas-center-drug-evaluation-and-research-impurities-found?utm_campaign=120519_Statement_Statement%20on%20impurities%20found%20in%20diabetes%20drugs%20outside%20the%20U.S.&utm_medium=email&utm_source=Eloqua

12月5日、FDAは、シンガポール保健省が、メトホルミン(英: Metformin);ビグアナイド系経口糖尿病治療薬にニトロソアミン類不純物が、含まれていることで回収を開始したことを引用して、下記の見解を発表した。

市場の懸念払しょくを意図していると思われるが、FDAは、US 国内では、ビグアナイド系経口糖尿病治療薬へのニトロソアミン類の汚染は現時点でないことを強調している。

更に、FDAは、メトホルミンに代表されるビグアナイド系経口糖尿病治療薬にニトロソアミン類不純物が含まれているかを調査中であることも言及している。

このため、FDAは、ビグアナイド系経口糖尿病治療薬にニトロソアミン類不純物の使用を控えることを推奨してはいない。

進行中のFDAの分析結果が明らかになれば、患者数、摂取量を総合的に評価して、FDAは、対応策をとることを言及している。