■EMAの査察で、新たに不適合なsiteが報告されました。 (12月28日つけ)

■EMAの査察で、新たに不適合なsiteが報告されました。 (12月28日つけ)

绍兴民生医药有限公司

Minsheng Group Shaoxing Pharmaceutical Co., Ltd. (Minsheng Shaoxing Pharma.) Located in Shaoxing Paojiang Industrial Zone

.绍兴市袍江工业区汤公路315号

Overall, 18 deficiencies were observed during the inspection, including 2 Critical and 4 Major deficiencies:

重篤;GMP非適合施設で製造されたAPIを、包装を替えて販売

[Critical 1] Falsification of source of API (Thiamphenicol): Repackaging, relabeling and selling of purchased API from a non-GMP company (Zhejiang Runkang Pharmaceutical Co.Ltd.) as if manufactured in-house;

重篤;Praziquantel(中国基準)をUSP適合として出荷。(製造記録が不備)

[Critical 2] Praziquantel manufactured according to CP process/grade was released as USP process/grade without a full traceability of the testing activities ;

■FDAが発出したwarning letter (1月12日)に注目すべき記事がありましたので、ご紹介します。

日本のgeneric製薬各社へのAPI供給会社である;浙江海正药业股份有限公司 (浙江省台州市)が、warning letterを受けました。

指摘事項;

Data の完全性が不備; PC(HPLC)への不正access防止の不備、audit trailが照査されていない。OOS処理が不適切である。さらに(これが一番の問題) 査察中、査察に非協力であった; 文書・施設等への自由なaccessを妨害した(隠ぺいが行われたことの疑い)なお、日本・USは PIC/Sに加盟していますので、USでの査察不適は、日本へのGMP 施設の適合性への影響がある可能性があります。

Import alert (例)

12月22日、FDAは、中国製の医薬品(原料を含む)の輸入に関して、天津港を使用することに、実質禁止措置を発表した模様です。内容的には、天津港より船積みされた医薬原料が シアンに汚染されていることが、USで判明した。これは、本年夏の港湾爆発事故の影響と考えられる。この措置で、FDAは過敏に反応し来る可能性があります。製品・原料が、天津港を経由しているかの調査を至急行う必要があります。最善は、天津港を経由していない証明があればということになります。

FDAの新規(draft) (例)

アメリカ国内で、医薬品・機器を販売している製薬会社・医療機器会社は、年次照査を行い、その報告書をFDAへ提出することを義務付けるguide(ドラフト)が提示されました。

 

 

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